皆さんこんにちは! Designer/Creator Chiefのふろーらです。
今回は、とあるボスの話です。
4ヶ月前に、Coretolの前身であるMatcha RPG Serverの緊急開放が行われました。
この時は既にCoretolが発表されていて、Matcha RPG Serverは開発終了したと伝えられた後でした。
なので、本来は、この緊急開放で新しくコンテンツを作る予定はなかったんですね。
ですが、プレイヤーの皆さんに楽しんでいただこうと、ダンジョンを二つ追加することを決め、余力のある人たちで公開まで作り上げました。
そのうちの一つ、誤認の迷宮では、ロクシスという名のボスがプレイヤーの行く先で待ち構えていました。
ロクシスとの戦闘の様子を、当時の生放送から抜粋して紹介します。
ロクシスは高難度に、それこそプレイヤーが初見で挑むと「!?」って言いながら殺される程度に調整されました(もちろんテストプレイにて、想定装備で倒せることは確認していました)
何故かというと、あれは誤認の迷宮でダンジョン追加を最後にして、2週間ほど場を繋ぐ予定だったので、簡単に倒されるとやりこみ要素が無くなってしまうからなんですね。(・・・それを初日で見切って倒した凄い人がいて、運営内でも話題になっていました)
そして、ロクシスがCoretolでも実装されることをRadioで発表させて頂いたんですが・・・実は、これを決めたきっかけは、この生放送でまっちゃさんが「このボスはCoretolでも実装できるクオリティのMobです」と言っていたことが、きっかけだったりします。アイデアというものは、どこにでも、身近な場所にも転がっているんだなと思います。
ちなみに、誤認の迷宮にはクエストがあって、依頼者から話を聞いてダンジョンを攻略してくることで、報酬がもらえました。
その当時の様子を、ここに残しておきます。20年前の記録だと思って、軽くご覧ください。
依頼者は、迷宮に挑む冒険者を眺めていた。 「やあ、君も噂につられてきた冒険者かい?」 話によると、この遺跡に入って、生きて帰ってきた冒険者はいないのだという。 その入口にいる彼自身も、町の外なので敵に襲われる危険があるのだが・・・ 町では戦争の話しか出てこない。勇気ある者の冒険を間近で見られるなら、と楽しそうにしていた。 ・・・・・・ ・・・ ・・ 死闘の末に、ロクシスを倒して戻ってくると、彼は目を輝かせて出迎えてくれた。 「君を待っていてよかったよ。」 彼は、とても楽しそうに土産話を聞いていた。後世にも伝えよう、と言っていた。 「町に帰ったら、噴水前ででもゆっくり話を聞かせてほしい。」 その日・・・町は、冒険の話で持ちきりになった。
私たちは、プレイヤーのみなさんに楽しんでいただけることを一番に考えて、開発を進めています。緊急開放の時も、Coretolを早く完成させようと思ったら昔のサーバーに割ける時間などないはずなのに、「今遊んでくれているプレイヤーに、楽しんでもらおう」という気持ちでダンジョンを作っていました。Coretol αテスト、そしてその前に発表されるであろう事前情報を、楽しみに待っていただけると幸いです。
また次回で会いましょう、それでは!
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